あなたの価値はいくらですか??

雑記

前書き

挑発的な題名を書いてしまった。
マネーリテラシーについて少し考えることがあったので、この題名のブログを書こうと思う。

このブログで価値=お金である。
もちろん、命の価値=お金ではないことは分かっている。
生きる上ではお金に固執しすぎるのもどうかと思っているし、お金で買えないものもあることは分かっている。

だが、ここ日本において、生きていくにはお金が必要である。
食糧を買ったり、家賃を払うのには、お金がないとできない。

お金が無くても暮らせるような世の中にしたいという人なら、この話の続きはここで読むのをやめてもらった方がいいと思う。
最適解ではないかもしれないが私は資本主義を愛しているし、上のような思想の方がいたら、私の主張に不快感を覚えられるかもしれない。

資本主義の話を出したので、経済の思想について踏みこんだ話をしておこう。
私自身は、マクロ経済にインフレを起こすことで、経済全体の底上げになると考えているリフレ派の思想に共感している。
経済学についてあまり詳しくはないのだが、このリフレ派の思想というのは、日本において主流派なのかなと思っている。
現日銀総裁の黒田東彦氏やアベノミクスで指南役を務めた浜田宏一氏はこの思想だと言われている。

前置きはこの辺りにして、ブログの本題に入りたいと思う。

本題


先ほど述べたが、日本ではお金が必要である。
では、そのお金をどうやって手に入れるかというと、多くの人は労働の対価としてお金をもらっている。

つまり、多くの人にとって「あなたの価値はいくらですか?」=「あなたはいくら稼いでいますか?」になる。
さらに言うなら、「あなたは生涯いくら稼ぎますか?」になる。

日本の平均年収の中央値は、300万円台だと言われている。

ここで年収が上がらないと想定して、あなたが新卒者で40年間働き続けるなら、生涯年収は300万円 × 40年 = 12,000万円1.2億円が生涯年収となる。
ここに社会保障費や税金が加わるので、生涯の所得はもう少し低くなるだろう。

これでいいのだろうか?

いや、多くの人はもっと稼ぎたいと思っている。
定年間際には年収を2倍、3倍にはしたい思っている人は間違いなく存在していると思う。

2倍、3倍でいいのだろうか。
いや良くない。というのがこのブログでの主張である。

この辺りのマネーリテラシーが、改める必要があると思う。

投資の利回りは、2〜3%だ言われているが、お金持ちは余ったお金を投資し、お金を増やしている。
つまり、ある年に1000万円投資できる人は次の年には1000 × 1.02 = 1020万円を投資運用していることになる。
あなたが頑張って働いて10万円貯金している間に、お金持ちは何もせずに毎年20万円を貯めていることになる。

お金を稼げなければ投資にお金を回すことができないので、これだと貧富の差が広がる。
貧富の差を無くすためには、お金を稼ぐしかないのである。

では、いくら稼げればいいのだろうか?

前提として、ブログの最初に述べたリフレ派は、間違いなくインフレを引き起こそうとする。
このインフレは労働者の賃金を上げるのに役立つはずなのに、日本ではそうなっていない。

景気が上がっているのに、労働者にお金が届いてないのである。
これだと不景気と一緒である。
不景気が良いなんて考える人は、ほとんどいないだろう。
(徳をする人はいるが、詳しくは述べない。)

この現象については、企業の内部留保をため込んでいるせいだと主張している人もいるが、労働者側も価値観を改めるべきだと思う。

この労働者にお金が行き届かない状態が続くと何が起こるかを考えてみよう。
まずおそらくリフレ派は景気が良くするために、2%の物価上昇率を目指してくる。
つまり、毎年2%で物価が上昇していくということである。

40年間2%ずつ物価が上昇し続けると、物価は2倍近くなる.(1.02) ^ 40 = 2.20804

100円で買えてたものが、220円になるということである。
これは、生涯賃金を2倍にしても、生活レベルは変わらないということである。

そんなことが起こるのかと思う人もいるかもしれないが、歴史を見ると全然起こっている。
むしろ、2%なんて低いぐらいである。

1920年代から2020年までに消費者物価指数は約600倍になっているので、物価は600倍になっている。
今の日本でもインフレは隠れたとこで起っている。
商品の値段を上げると反発が起こるので、商品の量が減らされている。

ここで言いたいのは、今の給与の2倍、3倍稼ぐ生活をしたいなら、40年後300万円の2.2倍から2倍、3倍の給与を目標にして、稼ぐべきであるということである。
3倍の給与を目標にしたいなら、1,980万円を稼ぐことを目標にすべきである。

300万円 × 2.2(インフレ考慮) × 3 = 1,980万円

40年後新卒者は660万円で入ってくる。
あなたが今の給与の2倍しか求めないなら、600万円(300万円×2)で新卒者と同じ価値である。

会社はあなたを新卒者と同じだとみなしているということである。
それで本当にいいのだろうか?

あなたは間違いなく、新卒者の2倍、3倍の価値を発揮しているだろう。
だとしたら、新卒者の2倍、3倍の給与を目指すべきだろう。

ただ単純に、会社に給与を要求すればいいという訳ではない。
会社は利益を出さないといけない。

つまり、あなたの給与以上に価値を提供し続ける必要がある。
全員が給与以下の働きをしないなら、その会社はいずれ潰れる。

世の中がインフレし続けている間、会社も今の価値から新しい価値を創造して、インフレを続ける必要がある。
そうしないと会社がインフレに対応できず、停滞し続けるからである。
iPhoneが常に新しい機能をつけて、値段が上がっているのは、企業が価値を維持し続ける必要があるからである。

会社もあなたの労働価値がインフレしてくれることを願っている。
そうしなければ、会社が成長し続けることができないからである。
インフレ率を考慮して、3倍の給与を求めるなら、40年後1,980万円以上の価値を会社に提供していないといけない。

その上で「あなたの価値はいくらですか?」の問いを考えてみて欲しい。
そうして、会社に価値を提供して、正当な対価をもらうべきである。

そうして、お金を稼げるようになったら、あなたの部下にも、インフレを考慮して給与を支払って欲しい。

40年後初任給300万円なんてありえない。
なぜなら、あなたが生活していた半分の生活水準になるのだから。

このインフレに取り残されて、貧困や格差に落ち入る人も出てくるだろう。
もしあなたが40年後にお金を稼いでいたなら、貧困や格差のためにお金を寄付して欲しい。
資本主義を愛しているが、貧困や格差を生まない方が良いに決まっている。

あなたが資本主義を享受しているなら、そこで取り残された人に還元するのは当然のことであると認識してもらえるとありがたい。

雑記

現在30歳であるが、失われた20年を今後も繰り返したくなく、次の世代に景気の良い日本を見せたい。
不景気で、どんよりしている日本なんか求めていない。
子供ができて、最近はものすごくそう思う。

技術革新が起こればインフレが起こる。
技術革新が起こらないという人はいないと思うので、間違いなくインフレは起こる。

だから、もっとインフレを考慮して行動できるようになれば良いと思う。
会社の利益を作り、その対価をしっかり貰うべきである。
そのためには、各人のマネーリテラシーをもっと上げる必要性を感じたので、このブログを書いた。

自分の子供にマネーリテラシーを教えるときになったら、この話をしっかりしてあげたいと思う。
もちろん、資本主義が生み出す貧困や格差の問題にも触れながら。